あなたは「忠誠心( ちゅうせいしん ) 」という言葉をご存じですか?✋
それはこの画像が表しているイメージのように、自身が崇( あが ) めている者や組織・理念等への最大限の信頼・敬意・支持であり、全身全霊を込めてその身を捧( ささ ) げることを示唆( しさ ) する言葉。💖
ところで先日、日本の大手自動車メーカーのN社とH社との経営統合が破断になったニュースが報じられましたけど、かつてのN社と言えば泣く子も黙る世界に名を馳( は ) せた名門企業のひとつだったことは言うまでもありません。👸
ただそのN社はこれまで培ってきた持ち前の技術力の向上よりも、これまでの「忠誠心」という過去の幻影に囚われ続けてしまい、いつしか殿様気分の牙城( ●● ) を築いてしまった結果、従業員にサービス残業を課してまでも企業の利得を最優先するという荒業に執着してしまったのです。💰
かつて日本ではあのバブル崩壊以降から企業倒産が相次ぎ、大手を含め多くの企業は自社の存続が最重要課題になったのですけど、その手法は従業員への対価や投資への寄贈を抑えることで、少しでも企業の私腹を肥やそうと牙城造りに専念せざるを得なくなったという背景がありました。🎈
そして30年経った現在でもその経営体質が長年維持され続けている企業のひとつがこのN社で、聞いた話では取締役が60名以上在籍しているとかで、いかに企業収益が多くの個人へと分配されているかが容易に想像できてしまいます。🧠
その一方今や大手自動車業界の一員となって久しいH社では、その経営体質が根本的に異なっている。。。つまり従業員の技量あっての自社という、創業者から引き継がれた経営理念が垣間見れるかのように、技術力進化のレベルは同業他社を大きく凌いでいるように思えます。💪
楽に私利私欲を肥やせる「忠誠心」を強いる企業体質は、現状では満足できるかもしれないけれど、そこに更なる進化や革新が現れることは決してありません。なぜならそこで従事するのもまた人間だからです。👳
その会社に数か月いただけで慣習や理念を敏感に感じ取れるのが人間ですし、そこで牙城( ●● ) を築いている企業か従業員ファーストの企業かを自ずと判断し、もし居心地がよければ自らも牙城( ●● ) を築いて全力を尽くすことなくそれなりの楽な仕事ぶりに切り替えるか、持ち前の技量で全力を注ぎたいと思えばより最適な他社への鞍替えを選択しますから。🐎
ただもしあのバブル崩壊がなかったら今でもこの日本が技術大国に君臨していたと間違いなく思えるのは、こうした苦境の中でも宇宙関連事業を諦めていないどころかますます安定度を高め、人の夢や憧れを実現させようとする実行力と向上心が生き続けているからです。😂
実はこのN社にもかつて宇宙開発専門の部署があったことは知る人ぞ知る事実なんですけど、牙城( ●● ) の存続を守る手段としてその部門が他社に売却されてしまったことをとても無念に思っていたんです。💔
そして更に残念なのが、こうした牙城( ●● ) 企業で働く親の素振りを見て育った今の若者たちが、自身の夢や希望が叶えられないことを察し心の中で諦めてしまう負の連鎖です。😩
これからの日本を背負って立つ未知の力量を持った若い人材には、本心からやりたいこと成し遂げたいことを最優先に取り計らえるような、先見の明がある企業の存在がもはや必要不可欠なのではないでしょうか。👦
単なる名声にしがみつき自分よがりな牙城( ●● ) と「忠誠心」という過去の遺物に拘( こだわ ) り小さくまとまり続けるか、はたまた近い将来のグレートアゲインを目指して未来への希望ある企業風土を実現していくか、どちらを選択するかでこれからの日本の行く末が決まるでしょう🤘
これは日本にとって最期のチャンスなのかもしれません。。。