今年は日本海側を中心に例年になく大雪に見舞われているんですけど、近年寒さをもたらしている寒気が日本上空に偏ってきているそうなんです。🍦
この画像は気候変動について携( たずさ ) わられている三重大学大学院教授の立花義裕氏による、北極から見た冬季の地球環境シミュレーション画像です。🌏
左図は例年の冬で偏西風の流れが滑( なめ ) らかでほぼおわん型をしているんですけど、近年の冬を表す右図では偏西風が大きく蛇行していて、あたかも触手を伸ばしたアメーバーのようないびつな流れになっているのが分かります。💥
更に寒気の南下が日本側に大きく膨( ふく ) らんでいるのが特徴で、地球沸騰化の近年でもまだ日本では冬の寒さの恩恵!?を得られてはいるものの、他の諸外国では寒気が弱まり温暖化の影響をより強く受けているものと思われます。😱
おそらくこの現象は、夏場に北極海の氷塊が著しい温暖化によりほぼ融解し大量の水蒸気が、冬場に冷却され寒気を生成する過程で、偏西風の大蛇行によって本来北極海上空にあるべき寒気が日本上空へと移動しているためと考えられます。💧
その移動の引き金になっているのが、この図を見てもお分かりのとおり大西洋の高温化にあると推察できるんですけど、なぜ冬場に大西洋が高温化するのかについてはどこからも言及されていないのが実情のようです。🧐
先日アメリカで大規模な山火事のニュースがたまたま飛び込んできましたけど、今日本のメディアでは伝えられていない諸外国で原因不明の大規模な山火事が後を絶たないそうで、その結果CO2大量排出に一層拍車をかけている状況が続いています。😞
もしこれが温暖化を超えた沸騰化による仕業だとしたら、この地球自体がもはや負の自動スパイラルにハマっているのかもしれません。🔥
果たして人類の英知でこの負のスパイラルを本当に止められるのか。。。立花氏など気象研究家の中にはまだ止められると断言されている方もいらっしゃるんですけど、聞けばこの地球では大古にも著しい温暖化が起きていたという研究報告もあるそうで、もしかするとこれは世の必然なのではと感じてしまう今日この頃です。💔
現代の生活水準を考えるとCO2排出を現状を覆( くつがえ ) すまでに抑えるのはとても無理と言わざるを得ませんから、今や人類の頭脳を結集して本気で対策を講じなければ後がないところまで来ているのかもしれません。🧠
近年野生動物たちがあえて危険を冒( おか ) してまで人里に出没するようになってきたのも、気候変動を敏感に感じ取っているからこその証拠であり私たちへの警鐘と考えることもできます。🔔
そして近い将来、残りの人類も同じ境遇をたどることになるのかは定かではありません。。。