この年末年始に日本航空やりそな銀行など日本の大手企業の運用に支障を招いたとされる、DDoS攻撃というサイバー攻撃を受けていたことは既にニュースなどでご存じの方は多いと思います。🔥
これは多くの専門家も言われているように、様々なIPアドレスから短時間で集中的に固有のサーバーにアクセスする行為を指しているんですけど、イメージ的には特定のサイト上で有名歌手のチケット即売をする際に、多くのファンや転売ヤーの人々がPCやスマホなどを利用してその販売サイトへの申し込みに短時間で殺到する時と全く同じ現象です。💦
つまりそのサイト自体を潰そうとするとかサービスを妨害するという意図が全くないにも関わらず、結果的にはDDoS攻撃と同じ状況を作り出してしまうのが最大の特徴で、これを一概にサイバー犯罪と言及できない理由でもあるんです。👮
この年末年始でDDoS攻撃によって被害を受けた企業だけがニュースで取り上げられると、国民感情としてはDDoS攻撃を脅威として捉えるのも当然ですし、そうなれば相手を敵視して身構えたり反撃に出るかのような負の感情が芽生えてくるのも無理はありませんよね。😡
でも通常のDDoS攻撃というものは延々と断続的に継続して、長期間サーバーを使い物にさせない状況を作り出すのが一般的なのに、今回は比較的短時間で攻撃が止まりその後まもなくサーバー運用が回復するという異例のことだったんです。🤔
更に驚いたことに、今回被害を受けたWEBサーバーはApacheというオープンソースソフトウェア(いわゆる無料アプリ)を使って運用している企業だったのです。💡
もちろんApacheと言えば多くの大企業を中心に利用されていて、安定して動作する高いパフォーマンスを発揮している代表的なWEBサーバーの一つなんですけど、オープンソースであるがゆえに責任の所在が今一つ確立しておらず、安全性においては利用者によるカスタマイズ次第で大きく影響を受けるという側面もあるようです。💪
おそらく今回はニュースに挙がるなどしてサーバー運用に支障をきたした企業とは別に、ニュースには挙がらない同様の攻撃を難なくかわした企業もあるはずですよね。😀
これを言い換えるとしたら、今回のDDoS攻撃はこうした事象にしっかり対処できているかを調査する目的で、「攻撃」を模した「状況把握」を行う作戦だったとは言えないでしょうか。🧐
日本ではDDoS攻撃というものを意図的に被害を与える加害行為として敵視しているようなんですけど、正直なところその程度( ●●●● ) で被害が発生しているのは自身のシステムそのものに問題があるとして、静々と更なる安全性の向上に努めるべきなのが実情なのではないでしょうか。🔧
ネット貧国日本には、急増する企業のWEB化に際して総合的に安全面を考慮できる質実剛健な技術者が慢性的に不足している以上、今後もこうした「状況把握」は続くことが予想できます。🧠
幸いこの弱小あいストリートでは、そうした本格的な恩恵( ●● ) に預かる価値がないので、ほぼ安泰な運用に終始しているんですけど、その中でも数少ない有用な恩恵( ●● ) を大切に活かしていきたいと思っています。💖
なんと言っても、人生日々勉強ですものね。🎓