皆さんは優秀( ゆうしゅう ) という言葉から何を連想しますか。🤔
例えば頭がいいとか、しっかりしているとか、努力をしているとか、文字通り他よりも優れ秀でている人というイメージを持たれる方が圧倒的だと思います。🧠
そしてそれは社会通念上その人が持つ能力や実力の一部として評価されるべきものではあるんですけど、そもそもその人をただ眺めるだけでは判断がつきにくい性質のものでもあります。👀
更にちょっとした特異性。。。例えば容姿が整っていたり、礼儀正しかったり、男性なら体格の良さだったり、話術が巧みだったりすれば、その途端に妄想的な第一印象からより確定的な第二印象へと移行していきます。🤗
そうなると人は興味を持った相手に対して確定要素を次々と暴きたくなるもので、そのような特異性をまとうようになった経緯や目的などについて尋ねながら、相手への評価の度合いを深めていくというのが、ごく一般的な企業における人事選考プロセスのひとつに過ぎません。🧐
でもここに大きな落とし穴があるのが分かりますでしょうか。そうなんです、その人の能力を「実力」としては判断できていないところなんですね。😰
何を言っているんだ、そんなものは実際に使ってみないと分からないじゃないか!と言われるのも無理はありませんし、何より当事者自身もそう思っていることでしょう。💪
今や奨学金という名の学生ローンを利用してでも大学卒業のステータスを手に入れなければ企業への道が危ぶまれる時代ですし、それがビジネスとして大学・企業間の癒着に繋がっているかどうかは別としても、これまで学士取得も能力の一部だったものがついに見せかけの( ●●●●● ) 手段としてお金で買えるようになりました。💰
さてここで材料が整ったところで本題にいきますと、これまでの人に対する評価プロセスでは一向に優秀( ●● ) な人材が確保できないということに気付かれるかと思います。😱
なぜなら人を見た目やステータスという偽装可能な要素で判断していることに尽きており、その人本来が持つ「実力」がお座なりにされていることに他ならないからです。😞
先ほど「実力」は使ってみないと分からないと話ましたけど、「実力」がある人ほど適材適所でなければ本領を発揮できないという特性があるのをご存じでしょうか。🥰
つまり企業であれば経営環境や目標・理念など当事者が求めているものとマッチしていないと、それが日々ストレスとなっていきとても実力行使どころではなくなってしまうということなんです。🦾
とは言え「誰でも構わないのでまずは働いてみて下さい」という企業はないでしょうし、もしあったとしてもマイナーな「実力者」獲得のために企業側にも多くの犠牲がついて回ることでしょう。😭
古くからある日本のこうしたジレンマゆえに、優秀=何でも屋という捉え方が浸透し続けた挙句、特に技術に携わる企業の中で本来必要とすべき「実力」を有しない者や、思いの外「実力」が発揮できない者、そしてそもそもそうした企業に縁がなかった惜しむべき「実力者」が混在しているのです。🧑
昨今日本の転職活動が盛んになりつつあるようですけど、もしかするとその中に持ち前の「実力」を発揮させようと適所を模索している人がいるのかもしれませんね。😇