-その3-を読んでとりあえず理解はできたとしても、今ある苦しくつらい現状が変わらなければ意味がないと思われることでしょうし、もちろん私もそう感じています。😔
そう、今の苦境を乗り越える術(すべ)を見つけられないからこそ、現実から逃避するためだけに必死になって思いを巡らせて、それが次第に堂々巡りになってしまって心身ともに力尽きてしまう。。。
なのにその術を教えてくれる人があなたのすぐそばにいても、自分自身のプライドやその人への対抗感や嫌悪感から、どうしても素直に顔を向けて話すことができないことって意外とありますよね。😣
そんな時、あなたはますます自分自身の今の気持ちを他人に悟(さと)られまいと、自分の意志に反して明るくふるまったり距離を置いたり思わず拒絶してしまうことってありませんか。😅
それはあなたの中にいるもう一人の自分が、ナーバスなあなたを外敵から守ろうとしているからかもしれませんし、これが「心を閉ざす」前触れであるとしたら、そうしたあなたのギャップに一刻も早く気付いて、半ば強引にその状況から救い出そうとする人が必要になると思うんです。💪
ただ本来であればそんな今のあなたに気付けるはずの人でも、前々からあなたのことをよく知っていなければそもそもそのギャップを分かろうはずもありませんし、あなた自身も自分の気持ちをおし隠したまま現状を察してほしいとか、まるで架空の映画や漫画に出てくるような都合の良い奇蹟(きせき)にすがっているんだとしたらどうでしょう。🧠
こうした状況が続く中で、ある人はこの世にただひたすら絶望感がつのるようになっていったり、またある人は自力でほのかな希望を見出して現実の世界に戻っていくという二者択一の人生を強いられるのが、人間としての感情ある人だけに与えられた試練であり自然界の宿命なのかもしれません。💘
この絶望感という感情こそ自分をあきらめてしまうトリガー(引き金)であることは言うまでもありませんし、またそのような感情が芽生えてしまうほどの心の振幅度合いが大きいあなただからこそ、実は人一倍世間と自分自身とを照らし合わせ顧(かえり)みることができる、人類として貴重な存在とも言えると思うんです。💗
たぶん今をがむしゃらに生きている人の多くは、そういう感情を抱く人を「心が弱い」とか「自分に甘い」などと虐(しいた)げては、まるでハンデを背負った障がい者や面倒者であるかのように扱い、世間から遠ざけようとしているのが実情ではないでしょうか。✋
そしてその心無い悪しき風潮こそ、当事者が気持ちの奥底を素直に発することができない環境づくりの元凶であって、それが負の連鎖となって本当の自分が自分らしく生きづらい世の中を作り出している、そんな気がするんです。😞
ただその反面、日本では幸いなことに近年マイノリティーや社会的弱者を養護・救済する支援制度や法的手段が確立されてきたのも事実で、今ある苦しくつらい状況や気持ちを適切な方法でそのまま正直に伝えることで、今のあなたの状況が一変するだけでなくそれが他の同じ状況に陥(おちい)っている人たちの背中を押すことにもなるとしたらどうでしょう。😇
そのために今のあなたがやらなければならないことは、現時点での苦しさや生きづらさから生まれる絶望感によって自分をあきらめ無きものにしようとするのではなく、今あなたを守り疲れ果てつつあるもう一人の自分の肩を押しのけて、「今度は私の番」と言わんばかりに凛々(りり)しく冷静で感情的にならず今の自分の気持ちを正直にぶつけていく勇気、すなわちこの状況を木っ端微塵(こっぱみじん)にできる最大の武器を手にすることが肝心です。💣
その時あなたが手にした武器は相手を力づくでねじ伏せ倒すためのものではなく、過ちを犯したことへの真の反省を促(うなが)し見失っている自分らしさを取り戻してもらって、お互いトラウマにならず何事もなかったかのように時を飛び越えるためのもの…それが何よりあなた自身が望むことでもあると思うんです。💖
だからこそ、今のあなたの真の力を必要としている人がいることを決して忘れないで。。。
なぜならその素直な力の発現が、これからの人類が本当の人類として新しい社会の創造に深く関わるということ、すなわち今あなたが絶望感を抱いている根源を社会全体で受け止めて、絶望を生むことのない誰もが自然な生活を営めるようにすることで、一人一人の存在を自然に尊重できるような世の中をつくる原動力になると思えるから。。。